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森のおうちは、安曇野市穂高の有明山麓の赤松林の中に佇んでいました。 ところが、近年、松本平では、松食い虫による被害が広がっていることから、赤松が積極的に伐採されています。 有明山麓も例外ではなく、2021年の冬から当館周辺は、松食い虫対策とそれに伴う倒木対策、松の伐採のための雑木整理によって周辺の木々が無くなり、「森のおうち」が「野はらのおうち」と言われてしまうまでになりました。 また、周辺の木々がなくなり、風の流れが変わったことで倒木の心配が出てきたため、林業のプロに助言をいただきつつ2023年には森のおうちの敷地内の赤松もすべて伐採致しました。 （詳しい変化は｢森のおうちnote｣でご覧頂く予定です)

森の中の環境が好きだった当館のスタッフや関係者はもちろん悲しみでいっぱいでしたが、それだけでなく、ご来館の多くの方がご心配くださり、残念がってくださいました。 中には、改めてお電話を下さった方や、涙ながらにご心配下さる方もいらっしゃいました。 そこで、悲しんでいるだけではいけない！と、森のおうちでは、「木を育てようプロジェクト」を行おうと考えております。 さっそく、親しくさせていただいている画家・作家・写真家などの皆様がお声を掛けて下さり、素敵な作品やグッズをご提供くださいました。 この「木を育てようプロジェクト」での収入はすべて、樹木の購入や植樹のための 資材･整備のための費用にあてさせていただきます。 また、ご購入頂いた方で、ご希望の方は、お名前を当館ＨＰや植樹した木に札を掛 ける形で表示致します。 安曇野の森を訪れた時には、心がおちつく豊かな自然環境でおくつろぎいただける よう木を育てていきますので、ぜひ、ご協賛いただきますよう、どうぞよろしくお 願い申し上げます。